ブリリアントサービスは1月17日、サービスを終了したソーシャルゲーム「星宝転生ジュエルセイバー」について、同ゲームで使われていた素材の一部を無償公開。商用利用も無償で可能なコンテンツデータの配布を開始した。
配布するコンテンツデータは、2013年7月31日にサービスを終了した「星宝転生ジュエルセイバー」で使用されていた300点以上のキャラクターイラストと、800以上のシナリオテキストが対象。利用規約に沿う形であれば商用・非商用を問わず事前許諾なしで二次利用することが可能。利用用途に不法行為と猥褻表現を除くことや、タイトルおよびURLの明示的な記述、作品の公開から4週間以内の報告が必要などの条件がある。
同サイトではフリー利用の対象外となるコンテンツについても、ウェブサイト上にて全て公開。カードイラストやシナリオムービーを閲覧する事が可能。またゲーム開発やコンテンツ制作に携わった関係者リストも公開している。
同社ではオンラインゲームのコンテンツはその性質上、運営終了と共に誰の目からも触れられなくなることから、コンテンツを同社の実績として残したいと考えたこと。コンテンツはクリエイターに支えられたものであり、その助力に報いること。ユーザーから寄せられていたコンテンツを残して欲しいという要望にも応えられると、コンテンツフリー化の背景を説明。ソフトウェア業界ではオープン化やフリー化は既に馴染み深い手法として受け入れられていますが、近年コンテンツの世界にも同様の流れが見られるとし、コンテンツのフリー利用のもたらす可能性の更なる展開を期待しているとしている。
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