プロフェッショナル向けソーシャルネットワークのLinkedInが、人々により有意義な仕事を探すためのツールを提供することになった。
設立から10年目を迎えたLinkedInは米国時間1月15日、「Volunteer Marketplace」の提供を開始した。Volunteer Marketplaceは、人々がボランティア活動の機会や非営利団体での仕事を探すことができるセンターとなることを目的としたオンラインサービスだ。LinkedInは、Catchafire、Taproot Foundation、BoardSource、VolunteerMatchの各社と提携を結び、今回の取り組みに向けた情報源とする。
LinkedInの会長で共同創設者であるReid Hoffman氏は、同サイトの開設にあたってブログ投稿に「われわれの目的は、一企業としてできる限りのことをすることで、社会の役に立つことだ」と記した。同氏によると、60万人以上のLinkedIn会員が既にいくつかの種類のボランティア業務に関心を示しているという。
Volunteer Marketplaceは、表面的には魅力的なランディングページに見えるが、ボランティア活動を対象とした絞り込み検索が手軽に利用できる手段を提供するものだ。とはいえ、LinkedInにとってVolunteer Marketplaceは、2億6000万人のLinkedInユーザーが有給での仕事を積極的に探していないときでも、同サービスの利用を継続してもらうための新たな方法にもなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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