パナソニックは1月15日、モバイルノートPC「レッツノート」の2014年春モデルとして、光学式ドライブ搭載の「MX3」シリーズを2月14日に発売すると発表した。
新たに登場したMX3シリーズは、ノートPCとタブレットの1台2役として使えるハイブリッド・モバイルに、光学式ドライブを搭載。さらにウルトラブックながらも2mmのキーストロークと横19mmのキーピッチを確保したキーボードを採用している。
重さは1.198kgで、光学式ドライブを搭載し、12.5型以上液晶搭載コンバーチブルPC(個人向けモデル)として世界最軽量という。OSは、Windows 8.1 ProまたはWindows 8.1を搭載する。市場想定価格は20万円~。
今回の製品化に向け、「全部入りのモバイルパソコンを作ろうと思って開発してきた」という。MXは、ノートスタイルとタブレットスタイルの1台2役で使える「AX」に、ドライブを内蔵した「SX」シリーズの利点を取り込んだモバイルノートPCだ。
「軽量」「長時間」「頑丈」「高性能」を基本として「1台2役をこなせるマシンにドライブを内蔵して欲しいという声が多くあった」とパナソニック AVCネットワークス ITプロダクツ事業部 事業部長の原田秀昭氏は話す。営業の現場では、カタログの配布や営業ツールの配布などDVDの需要がまだあるとしとした。
強度を保ちながら薄型・軽量化するために、カーボンを含有させたマグネシウム合金「カーボン強化マグネシウムダイカスト」を用いた。また、新工法のボンネット構造を開発したほか、ドライブユニットもケースに穴を開けて軽量化した。
また、 2 in 1ながらも光学ドライブを搭載するため、傾きを検知して回転速度を抑制することで、90度、180度、270度での再生を実現し、プレゼン時にも光学ドライブを使えるようにした。
なお、このほかにデザインは踏襲するが全モデルにWindows 8.1を搭載し、無線LANは802.11ac対応、内蔵ウェブカメラの解像度を向上させた「AX3」(約20万円~)、「LX3」(約15万5000円~)、「SX3」(約19万円~)の各シリーズも登場している。
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