コンピューティングとストレージの統合を手がけるNutanixは、今週に入り1億100万ドルを資金調達したことを発表した。同社によると、この資金調達は研究開発を強化するとともに、販売やサポートの国際展開を可能にするものだという。
Nutanixは、カリフォルニア州サンノゼを拠点とする新興企業だ。最高経営責任者(CEO)を務めるDheeraj Pandey氏は今回のシリーズD投資について、統合インフラ市場において1回のラウンドとしては過去最大規模であるとし、同社の発展が次なる段階に到達したと述べた。
「今後12カ月間に特に重点を置いているのは、われわれ自身が大きな目標に向けて準備を整える中で、実際に細部まで気を配ることだ」と、Pandey氏は語った。
「具体的なスケジュールはないが、永続的な価値と流動性を備えた企業の構築に向けて確実に取り組んでいく。われわれが今いる場所から、12~15カ月後にいる場所へと向かう過程において、新規株式公開(IPO)といったイベントも当然視野にある」(Pandey氏)
1億100万ドルの資金調達ラウンドはRiverwood CapitalとSAP Venturesが共同で主導し、前回の投資企業Lightspeed Venture Partners、Khosla Ventures、Battery Venturesに加え、新たにMorgan Stanley Expansion CapitalとGreenspring Associatesが参加した。これでNutanixの調達額は、総額1億7220万ドルとなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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