NECパーソナルコンピュータは1月14日、個人向けPC「LaVie」と「VALUESTAR」シリーズを一新し、全5タイプ28モデルの春モデルを1月16日より販売すると発表した。
4月にマイクロソフトのサポートが終了するWindows XPからの乗り換えユーザーを見据え、すべての春モデルには「Windows XPからの乗り換えなび」を追加した「動画なび」を提供する。また、古いマシンからのデータ移行をスムーズに行うための「ファイナルパソコンデータ引越し 9 plus for NEC」が搭載されている。
目玉となるのは、奥行19cmのスリムデザインにTVチューナやYAMAHAサウンドシステムを搭載したオールインワンモデル「VALUESTAR S」(13万5000円前後~)だ。21.5型フルHDディスプレイを搭載し、PC、TV、オーディオ、レコーダ機能の1台4役で、これから新生活をスタートするユーザーに最適な1台と位置付ける。
フラッグシップモデルの23型フルHDディスプレイを搭載した「VALUESTAR N」(21万円前後~)と共にフォトフレーム型デスクトップPCのラインアップを強化した。
ノートPCの最上位モデルとなる「LaVie L」シリーズ(20万円前後~)は、OSやアプリの起動時間がさらに高速なインテル スマート・レスポンス・テクノロジ(LL850/RSB/21万円前後)、SSHD(LL750/RSシリーズ/20万円前後)を搭載したモデルがラインアップする。4月にサポートが終了するWindows XPモデルに比べ、約3.7倍のOS起動時間の高速化を達成したとしている。
また、高速無線LAN規格IEEE802.11ac対応機種を拡大。全28モデル中15モデルに搭載した。VALUESTAR N全モデル、LaVie L全モデル、スリムノートPC「LaVie S」のLS700/RSシリーズ(17万5000円前後)、LS550/RSシリーズ(17万5000円前後)に搭載している。
このほか、スマートフォンやタブレットとPCを併用者が増えていることから、タブレットやスマートフォンとPCとの連携を強化した。
写真や動画を管理するアプリ「コンテンツナビ」には、ホームネットワーク内の他のスマートフォン、タブレットに分散している写真や動画を一覧表示し、知人との共有などコンテンツの一元管理ができる機能を追加。
TVチューナ搭載モデルでは、シンプルな操作で録画番組をスマートフォンやタブレットで持ち出す「外でもVIDEOワイヤレス」の対応機器にNexus 7を加えるなど、連携機能を強化している。
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