Googleが、「Gmail」と「Google+」の統合に向けて大きな一歩を踏み出した。同社は米国時間1月9日、相手の電子メールアドレスを知らない場合でも、Google+上の任意のユーザーに電子メールを送信できるようになると発表した。
Gmail製品マネージャーを務めるDavid Nachum氏は、今後数日間のうちにすべてのGmailユーザーに対して、このメッセージングオプションが提供開始されると述べた。このオプションでは、Google+からのユーザー名をGmailの連絡先リスト内で共有するが、Gmailアドレスは共有しない。送信した電子メールに受信者が返信して初めて、共有が生じる。
「Circles」内のユーザーから受信した電子メールは、「Primary Inbox」のカテゴリに表示されるが、送信者がCircles内のユーザーでない場合は、その電子メールは「Inbox Social」のカテゴリに分類される。電子メールを開く際に、送信者を自分のCirclesに追加するかどうかを選択できる。
Googleは、オプトアウトする方法を提供しているため、自分に電子メールを送信できる相手を、Google+上のユーザー全員とするか、「Extended Circles」またはCircles内のユーザーに限定するか、あるいは誰も送信できないようにするかを選択することができる。Nachum氏によると、この機能が有効化されると、ユーザーのGmail受信箱に電子メールが届くという。その中に、ユーザーのGmail設定へのリンクがあり、そこで無効化することができるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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