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ご当地アイドルに全力を注ぐ--KDDIのEC担う26歳・大塚さん

藤井涼 (編集部)2013年12月26日 11時00分
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 この連載では、現在28歳の筆者が、同じく20代で活躍する大企業の若手社員と、同世代ならではの共通点や仕事への思い、さらには休日の過ごし方や好みの本など幅広いテーマについて語り合うことで、大企業や若手ビジネスパーソンの実態を明らかにしていきます。

 今回はKDDI 新規ビジネス推進本部の大塚真理子さん、2010年に新卒で入社した4年目の26歳です。これまで主にEC領域のサービスを担当しており、現在は各分野の専門家が厳選した商品が毎月届くキュレーション型ショッピングサービス「auおまかせショッピング」を担当しているそうです。


KDDI 新規ビジネス推進本部の大塚真理子さん

少数精鋭のチームで奮闘

――まず、通信業界やKDDIを選んだ経緯を教えて下さい。

 KDDIを選んだのはアライアンス事業をやりたかったからです。私はどちらかというと興味が散りやすいタイプなので、学生の頃はたくさんの取引先とさまざまな仕事をしている企業で働きたいと漠然と考えていました。そこで、いろいろと調べていたら通信キャリアは個人情報の保有率が高い会社であることが分かって、個人情報を沢山持っているということは、幅広くサービスを提供できる可能性を秘めているなと思ったんです。ちょうどその頃、日本でiPhoneが発売されたタイミングだったので、いち早く買って使っていくうちに、ますますその気持ちが強くなって、就職活動の時には通信業界に行くと心に決めていましたね。

――学生時代からビッグデータの重要性に気づいていたとはさすがですね。KDDIに入社してからはどのようなことをしてきたのでしょう。

 入社してからはずっとEC事業に携わっていて、1年目の時は「au Brand Garden(エーユー ブランド ガーデン)」というファッション系のECサイトのプロモーションを担当していました。ただKDDIは割と異動が多い会社なので、その前に今の部署で何か新しいことをやってみたいという思いがあって、その意思を上司に伝えたところ、いま担当しているauおまかせショッピングの立ち上げに携わらせていただけることになりました。

 KDDIと言うと、すごく大人数で仕事をしていると思われることもあるんですが、実はauおまかせショッピングの主担当は3人しかいないんです。なので、1人でやらないといけないこともかなり多くて。たとえばパートナー探しから、販売する品物の調整、それにサービスが始まる時の記者会見の準備なども、各部署と連携しながら進めました。「auスマートパス」のタイムラインに流れる商品画像やテキストもすべて私たちが用意しているんですよ。


大塚さんが担当する「auおまかせショッピング」

――かなり少人数体制なんですね。10人くらいいるのかと思っていました。

 でもその分やりがいもすごくあります。auおまかせショッピングを生かすも殺すも自分次第みたいな(笑)。au Brand Gardenの時は取り扱っている商品がBEAMSだったりUNITED ARROWSだったりしたので、サービスの知名度は低くてもある程度ユーザーは集まってくれました。正直そこに甘えていたところもあったのですが、いまはそういうものが一切ないので、いかにサービスの価値を高めるかを常に考えていますね。若い方の中には、自分の裁量が大きく持てるからベンチャー企業に行きたいと思っている方もいるかもしれませんが、KDDIでもこんなにやりがいのある仕事ができることは、たくさんの人に知ってほしいですね。

――8月のサービス開始から約4カ月が経ったauおまかせショッピングですが、いま注力していることは。

 取り扱う商品をもっと増やしたいですね。auおまかせショッピングでは、万人受けするようなモノではなく、高級嗜好の方やこだわりのある方にこそ使っていただきたいコスメや、食べていただきたい食材をキュレーター(専門家)の方たちと提供しています。でもその分、1つ1つの商品が刺さる層が少ないんです。なので、いかに品質を保ちつつ、コースの種類を増やしていけるかが課題ですね。ただ一方で、闇雲に何でも試してみないと成功モデルを見つけられないとも思っていて、いままさにいろいろなプロモーションやサイトの改善を進めているところです。


auおまかせショッピングで取り扱っているコスメ商品

――確かにキュレーターがお勧めした商品の定期購買モデルというのは、まだまだ珍しいですよね。KDDIでは、ソーシャルECサイトの「Origami」やデザイナー雑貨の会員限定ECサイト「MONOCO」と提携するなど、モバイルEC事業を拡大しています。会社としても期待されている領域だと思うのですが、日々の仕事の中でそう感じることはありますか。

 そう感じることもありますし、そうじゃないと思うこともあります。たとえば今回の取材でKDDIの若手社員として選んでいただいたのも、auおまかせショッピングという新しいECサイトに立ち上げから携わっていることが大きいと思います。ただ、キュレーターによる定期購買サービスは、通信キャリアとしては初の試みなんですが、先行する企業は他にもいくつかあるので、そこまで「すごいことをやっている」という感覚はないですね。むしろ先行する企業から良いところや悪いところを学びながら、サービスをどんどん改善して、ボリュームを増やしていきたいです。

位置情報サービスをフル活用

――ここからは、大塚さんご自身のことについて聞いていきます。いま使っているスマートフォンやお気に入りのアプリを教えて下さい。

 いまはiPhone 5sのゴールドモデルを使っています。それとアプリは大学時代から(位置情報SNSの)「Foursquare」を愛用しています。これまで行った場所は全部チェックインしていて、それをカレンダーアプリと同期しています。あとから旅行でどこを回ったのかを思い出したいときも、日付さえわかれば何時にどこにチェックインしているのか分かるので便利ですね。


「Foursquare」を日記代わりに使っている

――日記のような感覚でFoursquareを使っているんですね。他に気に入っているサービスやアプリはありますか。

 (位置情報共有サービスの)「tab」ですね。サービスが始まった時から使い続けているんですけど、何度かのバージョンアップでかなり使いやすいアプリになっています。行きたいお店をブックマークしておくと、現地に着いたときにポップアップで知らせてくれるので、最近は旅行のしおり代わりに使っていますね。新しいお店を見つけるきっかけにもなりますし。

――位置情報系のサービスが好きなんでしょうか。いろいろなサービスを使ってみて、auおまかせショッピングに生かせることはありますか。

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