ホーム画面にアプリのショートカットを設置しておけば、アプリドロワーを呼び出すことなく直接アプリを呼び出すことができる。しかし、アプリの特定の機能、たとえばメールアプリの「メールを書く」機能をショートカットから呼び出すようなことは基本的にできない。そのためメールを書くには、ショートカットからメールアプリを起動し、さらにメールを書くための操作をする必要があり若干手間がかかる。
こうした操作を時々するならともかく、毎日何度も繰り返すとなると、ちょっとした手間がストレスに感じてしまう。だがそんなストレスも、「QuickShortcutMaker」を使うことで、いとも簡単に解消できてしまうのだ。
QuickShortcutMakerは写真やアイコンを用いたオリジナルのショートカットを作成できるアプリだ。通常のショートカット作成アプリと大きく異なるのは、単にアプリを起動するショートカットだけでなく、アプリの特定の機能やアクションを直接呼び出すショートカットを作成できるということだ。
具体的には、「アクティビティ」という項目から呼び出したいアプリを選び、そのアプリから呼び出せるアクションを選択することでアプリが起動、さらに直接指定のアクションを呼び出せるようになる。それゆえメールアプリの「メールを書く」機能をショートカットとして登録すれば、ホーム画面からそのアイコンをタップするだけで、直接メールを書けるようになるのだ。
QuickShortcutMakerを使えば、アプリだけでなく設定の各種項目を直接呼び出すことも可能だ。たとえばネットワークやAV関連など、使う人によっては頻繁に変更する必要がある項目なども、このアプリを使ってショートカットを作成するだけでいつでも呼び出せるようになる。
アプリによっては機能の説明がなく、手探りで設定をする必要があることから、どちらかというと中級者以上に向けたアプリといえる。しかし「普段頻繁に利用している、あの機能を直接呼び出せたら便利なのに……」と感じている人にとっては、とても便利なツールになるだろう。
>>「QuickShortcutMaker」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス