脳波を検知できる、犬のためのウェアラブル機器「No More Woof」は、「Raspberry Pi」を搭載している。センサが脳波パターン(EEG)を検知し、脳波は人間の言語に変換された上でスピーカを通じて聞くことができるようになる。
このデバイスはそれほど洗練されてはいない。検知できる神経パターンは、「お腹が空いた」「疲れた」「あなたは誰?」など、基本的なものに限られる。このプロジェクトは現在、Indiegogoで資金を募集中だ。
No More Woof はNordic Society for Invention and Discovery(NSID)が開発したもの。65ドルの低価格バージョンには、センサ1個と、異なる2~3種類の思考パターンを判別する機能のみが搭載されている。300ドルを提供すれば、4種類以上の思考パターンを判別できる、センサ2個のバージョンに申し込むことができる。
このデバイスが話せるのは今のところ英語のみだが、北京語、フランス語、スペイン語も計画されている。NSIDはまた、異なる人の声を提供しようと取り組んでいる。グレーハウンドが憂鬱なティーンエイジャーのように話したり、ブルドッグが気難しい英国男性のように話したりすることが可能になるのかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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