コロプラは12月18日、国内外のゲーム開発会社と協力し、スマートフォン向けゲームを展開する新ゲームブランドを立ち上げることを発表した。参入したゲーム開発会社が制作するアプリに対し、人気ゲーム「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」などを開発したノウハウを持つコロプラが、企画監修、広告展開サポート、パブリッシングをして、コロプラブランドで展開する。
同社では、コロプラブランドでアプリを提供することで、約300万人の月間アクティブユーザー(MAU)を有する「Kuma the Bear」アプリからの送客や、資本提携するKDDIが提供する「auスマートパス」への展開など、効果的なプロモーションが可能になるとしている。新ゲームブランドによる第1弾アプリは、2014年春にリリースする予定。
また、コロプラは北米の大手モバイルゲーム開発会社であるGlu Mobile(Glu)およびその子会社と、スマートフォン向けゲームの共同開発や運営において業務提携することで基本合意したことも発表した。Gluは世界に4カ所の開発拠点を持つゲーム会社で、狩猟ゲーム「Deer Hunter 2014」をはじめ、北米を中心にシリーズ累計1億ダウンロードを超えるヒットタイトルを生み出しているという。
両社は今回の提携を通じて、Gluが開発・配信しているゲームタイトルを、日本向けオリジナルタイトルとして作り替え、コロプラの新ゲームブランドからiOS、Android、auスマートパス向けに提供する。また、Gluはコロプラ内製のタイトルを除く、新ゲームブランドのタイトルを北米市場に向けて提供していくという。両社の第1弾タイトルは2014年夏に日本で提供する予定だ。
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