ウォンテッドリーは12月2日、ソーシャルリクルーティングサービス「Wantedly」上で、自己紹介向けツール「自己ヒストリー」の提供を開始した。
自己ヒストリーは、学生と企業の採用ミスマッチを軽減するためのツール。Facebook上にアップロードされた情報を抽出し、写真をベースにキャリア図を作成。価値観や進路に影響を与えた体験などを、時系列に沿って閲覧できるようにする。まずは就職活動生対象に提供を開始し、順次公開範囲を広げていく。
自己ヒストリーを記入することで、就職活動生は自身の体験や経験を整理でき、他の学生との差別化を図ることができるほか、興味や強みが明確になるので面接などでの会話の幅を広げられる。また、採用を検討する企業にとっても、履歴書だけでは見えにくい、就職活動生の魅力がわかるとしている。
ウォンテッドリーでは、自己ヒストリーの提供にあわせて就職活動生向けの施策を強化する。2014年1月17日には、イベント「OPEN COMPANY」を開催。2015年卒業予定の就職活動生25人を乗せたバスで、日本交通やクックパッドなど5社の企業訪問を実施する。今回提供する自己ヒストリーの応援数が多いユーザー上位25人を招待する。
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