カリカリに焼けたキツネ色の七面鳥、クランベリーソース、フットボールで遊ぶ家族、ユダヤ教のハヌカー祭に用いられる九枝の燭台にともる明かり。写真共有ソーシャルネットワークInstagramには米国時間11月28日、これらの写真が大量にアップロードされた。実際、これまでで最も多忙な1日だったとInstagramが発表するほど、この日は大勢の人が同サービスを利用した。
同社は29日のブログで、「溢れんばかりの休暇の喜びをInstagramユーザーが共有したことで、記録的な利用数となった。感謝祭とハヌカー関連の写真や動画のおかげで、28日はこれまででいちばんの賑わいを見せた1日だった。ユーザーに感謝する」と述べている。
2013年の感謝祭は、125年ぶりにハヌカーの初日と重なるという歴史的な感謝祭だった。このようなことが再び起きるのは、数万年後だ。そのため、よく焼けた七面鳥やターダッキン(鶏肉を詰めたアヒルまたはカモ肉を七面鳥肉に詰めてローストする、主に感謝祭用の肉料理)、パンプキンパイの写真だけでなく、ラートカ(すり下ろしたジャガイモで作るユダヤのパンケーキ)、木製のドライデル(ハヌカーの子どもの遊びに用いる四角のコマ)、家族で過ごす時間などの画像も投稿された。
Instagramは、サービス開始からの3年間で驚異的な成長を遂げた。同社によれば、現在のアクティブユーザー数は全世界で1億5000万人だという。2012年に10億ドルでFacebookに買収されたInstagramは11月、事業を収益化するために広告配信を開始することを発表している。
Instagramは、2013年の感謝祭はこれまでで「最も多忙な1日」だとしながらも、ユーザー数と写真のアップロード件数について具体的な数字は明らかにしなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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