フェンリルは11月29日、スマートフォンアプリのユーザーインタフェース(UI)改善サービス「FenrirUT」の販売を開始した。
FenrirUTは、スマートフォンアプリのUIを改善したい企業向けに、ユーザビリティテストから改善提案までをワンストップで提供するサービス。
ユーザビリティテストとは、ユーザーがアプリをどのように利用しているのかを実際に観察して、ユーザビリティ上の問題点を発見するリサーチ手法で、5人の調査でUI上の問題点の80%以上が発見できるという。
FenrirUTでは、全国にいる事前に登録済みのモニターに依頼をかけ、テスト内容を動画で提出してもらうリモートユーザビリティテストを実施する。これにより、コストを抑えつつスピーディにUI上の問題点を発見できるとしている。
発見された問題点は報告書としてまとめられ、その問題点に対するアプリのUI改善案も同時に提出される。UI改善案は、フェンリルがこれまでにスマートフォンアプリの共同開発で培ってきたUI設計に関するノウハウを元に、コンサルタントが作成する。ユーザビリティテストの結果という客観的な評価がベースになるため、改善案の説得力も高く、意思決定をスムーズに行えるという。
利用料金は70万円(税別)。5名のリモートユーザビリティテストを実施し、利用状況を収めた動画とテスト報告書、さらに指定された主要3画面の改善提案書を、発注から約3週間程度で納品する。
改善案のイメージ
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