Epic Games、「Unreal Engine 3」サポートブラウザに「Chrome」と「Opera」を追加

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年11月28日 10時55分
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 Mozillaの「Firefox」はEpic Gamesの「Unreal Engine 3」と同3Dグラフィックステクノロジを基に構築されたウェブベースの「Epic Citadel」のデモをサポートしているが、「Google Chrome」と「Opera」はFirefox以外で初めてそれらをサポートするブラウザになった。そのデモには、2Dテクスチャで覆われた3Dグラフィックス、さらさらと音を立てる葉、流水、景色を反射する石敷、レンズフレア、影、そのほかの照明効果など、コンピューティング能力を試すさまざまな要素が含まれる。

 MozillaとEpic Gamesは3月、Mozillaの2つのテクノロジを組み合わせて、その高度なウェブプログラミングのデモを披露した。2つのテクノロジとは、CやC++で記述されたソフトウェアをJavaScriptに変換する「Emscripten」と、JavaScriptの特別なサブセットをより高速に実行できる「asm.js」のことだ。

 Mozillaはasm.jsに対する支持を得ようと努力してきたが、ChromeとOperaは独自のJavaScriptテクノロジを使用した(Opera Softwareは2013年、自社のブラウザエンジンからChromeのブラウザエンジンに移行し、Chromeに対するGoogleの投資の恩恵を得ている)。Epic Gamesのデモは、3Dグラフィックスを表示するWebGL標準も使用している。ChromeとMozilla、Operaはすべて同標準をサポートしている。

 Epic GamesはUnreal Engine 3をサポートするブラウザのリストに「Chrome 31」と「Opera 18」を追加した。Mozillaのゲーム担当プロダクトマネージャーであるMartin Best氏は米国時間11月26日、ブログ投稿の中で、ライバルブラウザの偉業に言及した。

 ブラウザを搭載したあらゆるマシンで動作するウェブプログラムへの取り組みが積極的に行われていることを考えると、Unreal Engine 3をサポートするブラウザが新たに追加されたことは注目に値する。クロスプラットフォームの柔軟性は、「iOS」や「Windows」といった特定のOSでしか動作しないネイティブコードを記述することより多くの点で有利である。しかし、ウェブプログラミングの成熟度と一貫性にはまだ多くの課題がある。高度な性能が要求される複雑なウェブアプリに関しては、特にそうだ。

提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET
高速なJavaScriptとWebGLを採用したブラウザでUnreal Engine 3が動作するEpic Citadelのデモ。
提供:screenshot by Stephen Shankland/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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