エプソンは11月21日、ビジネスプロジェクタの新製品として、3000ルーメン以上の明るさを確保した「EB-935W/965/950W/940」と、重量約2.4kgのコンパクトモデル「EB-S03」を発表した。
EB-935W/965/950W/940は、明るい教室や会議室での使用を想定し、3000ルーメン以上を確保したモデルだ。これにより照明を消したり、ブラインドを閉めることなく、くっきりとした映像を投写できるとしている。
3LCD方式を採用し、映像の明るさと色をはっきりと映し出すことができるとのこと。本体には、歪みを自動的に検知する「タテ自動台形歪み補正機能」に加えEB-965/950W/940には、レバーをスライドするだけで歪みを補正できる「スライド式ヨコ台形補正機能」を搭載する。
935W/950WはWXGA、965/940はXGA解像度を採用し、コントラスト比は935Wが2000対1、それ以外は1万対1。いずれの機種にも16Wのスピーカが内蔵される。
950Wには、立体物や教材などが投写できる書画カメラをセットにした「EB-950WV」(店頭想定価格:19万円前後)をラインアップ。別売の電子黒板ユニット「ELPIU02」を用意すれば、電子ペンで投写面に文字や図形などが書き込むことが可能だ。いずれも発売は12月4日。
合わせて小型軽量を実現した「EB-S03」も発表した。約2.4kgの軽量モデルで、2600ルーメンの明るさを確保。タテ自動台形歪み補正機能とスライド式ヨコ台形補正機能を備え、セッティングの手間を軽減している。オプションの無線LANユニットを装着すれば、PCやタブレットなどとのワイヤレス接続も実現。専用アプリ「Epson iProjection」を使っての、Android、iOS端末からの投写にも対応する。発売は2014年1月上旬になる。
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