日本HPは11月19日、最速70枚/分の超高速印刷が可能なA4インクジェット複合機/プリンタ「HP Officejet Pro Xシリーズ」を11月28日より発売すると発表した。同時に、インク使い放題サービス「インク定額パック」を提供開始することも明らかにしている。
HP Officejet Pro Xシリーズは、次世代インクジェットプラットフォーム「HP ページワイドテクノロジー」をデスクトップ型プリンタとして初搭載した。幅217.8 mm(レター/A4対応)の固定式プリントヘッドを紙が高速通過するプリント機構と、速乾性の新開発顔料インクにより、A4カラー/モノクロ共に最速70枚/分の高速印刷を実現した。また、1枚あたりカラー7.5円、モノクロ1.5円という低コストも魅力となっている。
ラインアップおよび同社直販サイトでの価格は、A4カラー最速70枚/分の複合機「HP Officejet Pro X576dw 複合機」が9万7125円。A4カラー最速55枚/分の複合機「HP Officejet Pro X476dw 複合機」が8万6625円。単機能機「HP Officejet Pro X551dw プリンター」が7万3500円。単機能機「HP Officejet Pro X451dw プリンター」が6万1950円となっている。
さらに、印刷コストとサプライ品の購買や管理工数を大幅に低減するインク使い放題サービス「インク定額パック」も提供開始する。
インク使い放題サービスを3年間使用すると、インクカートリッジと保守サービスを単品購入した場合と比べ、印刷コストを約30%削減できるという。インク定額パックの価格は、「1年ライトパック」が12万6000円、「1年定額パック」が22万500円、「2年定額パック」が41万1600円、「3年定額パック」が58万5900円だ。なお、1年定額パック/2年定額パック/3年定額パックは、X576dwおよびX551dwモデルが対象となる。
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