パナソニックは11月14日、ハイレゾ音源対応のステレオシステム「SC-PMX9」をベースに、4種類の高音質パーツキットを付属した、台数限定モデルのCDステレオシステム「SC-PMX9LTD」を発表した。発売は12月13日で、市場想定価格は10万円前後。
SC-PMX9LTDは、センターユニットの色をSC-PMX9のシルバーから高級感あるブラックに変更。スピーカボックス表面は黒の光沢仕上げで、ボックスのコーナーで板を接合する工法を採用し、高品位なデザインを実現した。
「特製USBパワーコンディショナー」「特製真鍮インシュレーター」「4芯スピーカーケーブル」「OFC電源コード」の、4種類の高音質パーツキットを付属し、電源ノイズや不要な振動の低減を図った。スピーカユニットとスピーカボックスの段差を少なくすることで、反射による音響特性の乱れも低減している。
デジタル-アナログ変換回路搭載の「LincsD-Amp」を採用したほか、ノイズシェーピング技術をクロックに応用した「クロック再生成技術」により、高音域から可聴限界以下の超低音域までのジッターを最小にした。
制御理論を応用し、PWMの原理的歪みを低減する「歪み補正PWMモジュレータ」が、デジタル処理時の波形に起こる歪みを補正することで、原音に忠実な音の波形を再現したとしている。
CDの音源よりも解像度の高いハイレゾ音源に対応し、192kHz/24bitのFLAC形式の高音質音源を再生できる。インターネットからPCにダウンロードしたり、PCからUSBメモリに保存したりしたハイレゾ音源の楽曲を、そのままの音質で再生可能だ。
AirPlay、Bluetooth、パナソニックの音楽再生アプリ「Panasonic Music Streaming」に対応し、スマートフォンの音楽をワイヤレス再生できる。
センターユニットのサイズは高さ120mm×幅210mm×奥行き297mmで、重量は約3.1kg。スピーカのサイズは高さ265mm×幅161mm×奥行き264mmで、重量は約3.0kg。
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