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Telepathy井口氏「簡単でないからこそやっている」--デバイスの発売は2014年に - (page 3)

岩本有平 (編集部)2013年11月12日 16時25分
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Kevin氏:Fitbitやjowboneはうまくいく。スタートアップだがIPOも2014年、もしくは2015年にはいけるだろう。

 彼らは「健康や体調を理解したい」という1つのユースケースのみを考えている。Bluetoothをはじめとして、テクノロジーもベーシックなもの。それが今後は血圧や血糖値などもモニタできるようになる。これも小さなユースケース。2社とも成功するだろう。

 Telepathyが行っていることは——たとえばFacetimeを使いたいという場合お互いにiPhone(の画面)を見ているが——デバイスを取り除いて、お互い対面しているような体験になるということ。感情がコミュニケーションとして入ってくるからだ。

西村氏:今はスマートデバイスの時代。次はウェアラブルの時代で、いろんなアナリストが「マーケット育つ」と言っている。(ウェアラブルデバイスは)特化型のものから立ち上がると考えているのか。

井口氏:iPhoneは一番最初のキラーアプリの1つに「iPod」があった。あれもある意味ウェアラブル。デジタルと繋がっていなかったデバイスに、5台レーベルが1曲99セントでで楽曲をデリバリーしてきた。それがエコシステムの土台になった。

 僕らもそういうのをやっていきたい。ウェアする価値がある、ウェアラブルでないとできないものを提供する必要がある。「単一目的に適合しており、それが従来のスマートデバイスではできない」というものをやらないといけない。

Kevin氏:投資家として市場のリサーチも行っているが、非常に関心の高いのは「確立されていない市場」であること。確立された市場は安全かも知れないが、確立された競争相手がいる。なので戦略として賢くない。

 ウェアラブルデバイスの市場はどこまで大きくなるのか。関連市場を見てみると十分なサイズ。毎年10億台以上のスマートフォンが出荷されている。なので非常に大きな成功になるだろう。

 また、(特化型のデバイスかどうかについては)レストランを立ち上げるのと同じで、まずは1つの料理をきちんとやるべき。そして人々から意見を求めて改善するべき。

 米国ではリストバンドを装着し始めた。その機能性は限られていたがみんなが買っていた。そこにfitbitが入ってきて、市場が大きくなってきた。市場が大きいと消費者とのつながりができ、限られたものから(機能を)追加、拡張することができる。

西村氏:Telepathyもアプリケーションを多くインストールするのではなく、むしろユーザーのほとんどが使うようなアプリケーションを2、3個、5個とか出すのか。

井口氏:本当を言うと、デモ期を持ってきてコアアプリのでもをお見せしたいちころだが、残念ながら難しい。極端なところ1つのアプリでいいと思っている。

西村氏:コミュニケーションアプリか。写真のシェアもコミュニケーションだ。

井口氏:あの…(笑い)。いろいろ言えないこともあるが、いろいろお伝えしたい。

 我々は「コミュニケーショントースター」という言葉を使っている。

 スマートフォンはは基本的にコミュニケーションのためにに使っている。だがFacebookに写真をアップして、コメントを付ける、となったとき、その手順は十数ステップになる。それを0に近づけたい。我々は何かを伝え合う、助け合うということを日々やっている。それをウェアするもので、それこそ“テレパシー”できるようにしていく。

 トースターを見たとき、レバーを落とすとパンが焼けると分かる。それくらいの単純さで、遠隔に離れている同士がお互いの気持ちが分かるものになる。

西村氏:それが2014年に“バーン”と発表されるのか。

井口氏:バーンと発表される。


左からTechCrunch Japan編集長の西村賢氏、井口氏、Firsthand Capital Management 最高投資責任者のKevin Landis氏

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