ヤマハ、手軽に“ボカロ曲”を作れるiOSアプリ「VOCALOID first」

岩本有平 (編集部)2013年11月07日 20時20分

 ヤマハは11月7日、メロディー素材をつなぎあわせるだけで簡単に合成音声による“ボカロ曲”を作成できるiOS向けのアプリケーション「VOCALOID first」の提供を開始した。App Storeより無料でダウンロードできる。iPhone 4S/5、iPod touch(第5世代)、iPad 2、iPad(第3、4世代)、iPad mini、iOS 6.1以降に対応する。

 歌詞とメロディーを入力して、楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成技術とそのソフトウェアである「VOCALOID」。VOCALOIDを使ったいわゆるボカロ曲を簡単に制作できるアプリケーションがVOCALOID firstだ。

  • VOCALOID first

 VOCALOID firstでは、メロディーや歌詞などの素材集である「楽曲テーマ」を選択し、「メロディー素材」と呼ぶブロックをアプリ上に並べていけば、伴奏付きの楽曲を制作できる。

 メロディーブロックの入れ替えや削除も自由で、音の高さをノート単位で変更することも可能。また、ノートを複数選択すると、楽曲テーマにそった歌詞の候補が自動提案される。もちろん、歌詞を自由に入力すること可能だ。作成した楽曲はオーディオファイル(m4a形式)でメール送信可能。アプリの歌声には、日本語女声の歌声ライブラリ「VY1」を採用する。

 楽曲テーマはあらかじめ3種類用意されているが、アプリケーション内から追加購入も可能。

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