ビデオレンタルチェーンのBlockbusterが、DVDレンタル事業での敗北を認めた。
同社の親会社であるDish Networkは米国時間11月6日、米国で営業を続けているBlockbuster直営店を2014年1月初旬までにすべて閉鎖すると発表した。これにより、現在営業中の約300店の直営店舗に加えて、同社の配送センターにも影響が及ぶことになる。
また、「Blockbuster By Mail」サービスは2013年12月半ばに終了する予定だ。そして、米国および米国外にあるフランチャイズ店とライセンス契約店のみが営業を継続することになる。
Netflixや類似のオンラインサービスの人気上昇による打撃を受け、Blockbusterはここ数年、小売利益が先細りになっていた。Reutersは1月、Dishが300店のBlockbuster店舗を閉鎖する計画を明かしたと報じたが、Dishはその際に事業すべてを廃止にする計画はないと述べていた。
Dishのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)Joseph Clayton氏は声明で「これは簡単な決断ではなかったものの、ビデオエンターテインメントに対するコンシューマーの需要がデジタル配信へと移ってきているのは明らかだ」と述べている。
Dishによると今後は、ストリーミングビデオサービス「Blockbuster On Demand」と、Dishの顧客向けである「Blockbuster Home」に注力していくという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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