アディダス ジャパンは11月5日、次世代スポーツウォッチ「miCoach SMART RUN」を11月15日より発売すると発表した。価格は4万7250円で、全国のadidas直営店、adidas ONLINE shopで販売する。
米国では10月に発表された製品で、11月1日に発売されている。
miCoach SMART RUNは、「Mio LEDオプティカル(光学)心拍センサ」により、胸ストラップを装着することなく、手首で心拍を計測できることを特長とする。音楽プレイヤー機能なども備えるが、一般的なスマートデバイスとは異なり、ランナーなど本格的にスポーツを行う人に向けた製品だ。重さは80.5g。
ディスプレイは、タッチパネル対応の1.45インチ カラーTFT液晶(184×184ピクセル)を搭載する。IPX 7の防水設計で、走行時のペース、ルート、距離、ストライドなどを計測するGPSと加速度センサ、Bluetooth 4.0対応ワイアレスヘッドセットと連動する音楽プレーヤー、さらにmiCoach最大の特徴であるリアルタイム音声コーチング機能を搭載する。メモリは4Gバイトで、うち音楽用のメモリは3Gバイト。筋力や柔軟性トレーニングを動画で確認できるトレーニング機能も備える。
駆動時間は、「マラソンモード」(5秒ごとにデータを更新、音楽再生時)で約8.5時間、「アウトモード」(1秒毎にデータ更新、音楽再生時)で約4時間、「カジュアルモード」(時計のみ利用時)で約336時間(14日間)。
アディダスは、心拍数が測れるものとして胸に取り付けるタイプの「miCoach(マイコーチ)」シリーズをラインアップしており、iPhoneアプリと連動して確認できる「miCoach CONNECT」などがある。ただし、iPhoneに取り付けるレシーバの端子が30ピンのDockコネクタのみとなっており、iPhone 5以降のLightningには対応していない。
今回のmiCoach SMART RUNは、基本的には単体で測定や閲覧ができることを目指した製品という。なお、再生する音楽のインストールやトレーニングメニューの設定、充電はPC(Windows/Mac)と接続して行う。
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