サンフランシスコ発--スポーツ用品メーカーのAdidasは米国時間10月16日、サンフランシスコで開催されたMobilizeカンファレンスで、ランナー向けの新スマートウォッチを発表した。
Adidasは同スマートウォッチを11月1日に399ドルで発売する予定だ。
サムスンの「GALAXY Gear」や、Appleが発表すると予想される「iWatch」についてのうわさと異なり、Adidasのウォッチは機能を絞っている、とAdidas Interactiveのトップを務めるPaul Gaudio氏は述べた。「われわれが作ろうとしているのはスマートウォッチではなく、最もスマートなランナー向けウォッチだ。屋外でスポーツを楽しんでいるときは、物は少ない方がいい。スポーツをするのに必要なものだけで十分だ」(Gaudio氏)
Adidasのウォッチは距離や速度など、ランナーが求める基本的なデータを記録する。さらに、ランナーの心拍数に基づいて、コーチやトレーナーの役割も果たす。ランナーは、ヘッドホンを通して音声での指導を聞いたり、ウォッチを通して音楽を楽しんだりすることもできる。
アスリート向けウェアラブルデバイスの分野は、このところ特に盛り上がりを見せている。10月14日には、Nikeが「FuelBand SE」を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」