デジタルガレージ、サンフランシスコにインキュベーションセンターを開設

 デジタルガレージ(DG)は11月5日、米国サンフランシスコにスタートアップ企業の育成を目的としたインキュベーションセンター「Digital Garage @ 717 Market Street」(DG717)を開設した。

 インターネットビジネスをはじめ、食やアート、伝統工芸といった文化の面で、世界中から集まった起業家やアーティストと、様々な企業や事業パートナー、投資家などからなるテックコミュニティとの間をむすぶハブとして機能させるという。

 DG717では、DGが起業家育成プログラム「Open Network Lab」の活動を通じて培ったノウハウを活用し、よりグローバルな視点で米国はもとよりアジアを含む世界のさまざまな国や地域からやってきた起業家やアーティストを育成する。

 DG717が入居するビルは、サンフランシスコの目抜き通りであるMarket Streetに面しており、市街のランドマークであるUnion Squareから数ブロックの場所。駅からも徒歩数分と近く、サンフランシスコ空港から車を使わずに容易にアクセスできる。

 入居スペースは1階部分と2階部分からなり、のべ床面積は330坪ほど。1階は約60人が執務可能なコワーキングスペースとイベントスペースに使う。コワーキングスペースは、最大20チームほどのスタートアップ企業や起業家に貸し出す。

 2階には米国子会社のNeo InnovationやNew Context Servicesがオフィスを構えるほか、DGの戦略パートナー企業が入居する。コワーキングスペースへの入居開始は12月1日の予定。

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