Intelが長期にわたって取り組んできたTVサービスの創設に終止符が打たれるかもしれない。
IntelはIntel Media事業の売却に向けて、Verizonと最終的な協議段階に入ったという。All Things Digitalが米国時間10月30日、Intelの計画に詳しい複数の情報筋の話として報じた。Intel Mediaは、ウェブベースのサブスクリプションTVサービスの配信を手がける部門。
All Things Digitalによると、情報筋はIntelが全テレビ事業を手放すつもりなのか、あるいは一部を残すのかどうかは不透明としているという。Verizonは自社の「FiOS」ネットワークを介して既にTVサービスを提供しており、今回の方向で両社が合意すれば、おそらく妥当な提携関係となるだろう。
Intelは2013年に入り、ライブTV、オンデマンドTV、コンテンツストリーミングを可能にするハードウェアおよびソフトウェアをリリースする計画を発表していた。「OnCue」という名称の同サービスは2013年中に提供されるはずだったが、Intelはコンテンツ契約を確保する上でいくつかのハードルに直面していることが伝えられていた。同社は9月、製品リリースを2014年に延期している。
VerizonとIntelが上記の契約を締結する意向とされる件について、両社はいずれもコメントしていない。米CNETはAll Things Digitalの報道についてIntelにコメントを求めているが、まだ得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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