サムスンは第3四半期に1億2000万台の携帯電話を出荷し、Nokia、Apple、LGを合わせたものを上回った。Strategy Analyticsが米国時間10月29日に明らかにした。
第3四半期における全体的な世界出荷台数は前年比で7%増加し、サムスンは携帯電話市場の29%を獲得した。この要因について、Strategy Analyticsは、サムスンのファブレット「GALAXY Note 3」や「Galaxy Y」などのマスマーケット向けデバイスに対する強い需要を挙げている。
第2位はNokiaで、世界携帯電話市場の15.5%を獲得しており、それに続くAppleは8%、そして、LGは4.4%を獲得している。
Nokiaのシェアと出荷台数は前年比で減少しているが、「Lumia」シリーズに対する需要は大きくなっている。
Strategy AnalyticsのExecutive DirectorであるNeil Mawston氏は、「Nokiaは、予測をわずかに上回る6460万台の携帯電話を2013年第3四半期に出荷した」と声明で述べた。「Nokiaの15%という世界携帯電話市場シェアは、MicrosoftのLumiaスマートフォンに対する需要が高まっているなかで、継続的な安定化への兆しが現れたことを示している。しかし、Nokiaのフィーチャーフォン部門は、世界的な台数減少(前年同期比27%減)により依然として問題児だ」(Mawston氏)
Appleは携帯電話出荷台数が前年同期比で26%増加し、業界全体を上回るペースだ。「iPhone 5s」に対する強い需要により、さらなる市場シェア獲得が今四半期に期待できる。
Huawei(ファーウェイ)は市場シェアが3.5%、世界出荷台数が1460万台となり、携帯電話ベンダーとしては世界第5位となった。全世界の携帯電話出荷台数は7%増加し、4億1800万台となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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