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ソフトバンク、屋外イベントで快適にWi-Fi通信できる新システム

松田真理 (マイカ)2013年10月29日 18時27分
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 ソフトバンクモバイルは10月29日、屋外で開催される大規模イベントなどで、Wi-Fi通信が快適に利用できる、5.6GHz帯空間分割マルチチャネルWi-Fiシステムを開発したことを発表した。

  • システムの構成

 このシステムは、Wi-Fiアクセスポイント装置とアンテナで構成されている。大容量のデータを通信するために、Wi-Fiアクセスポイント装置1つにつき6台の5.6GHz帯Wi-Fiアクセスポイントを実装。最大6チャネル(帯域20MHz×6チャネル)で通信できる。

 このほか、同社が開発した「係留気球無線中継システム」で用いた係留気球に搭載できるよう、小型軽量化したWi-Fiアクセスポイント装置も開発した。係留気球無線中継システムは、災害などで通信障害が発生しているサービスエリアを迅速に復旧することを目的に開発されたシステムだ。

  • 係留気球無線中継システム

 アンテナに関しては、利得が高く、指向性の鋭いアンテナを採用。同一場所に設置したWi-Fiアクセスポイント間の隣接チャネル干渉を軽減し、通信可能距離を確保する。実際のサービスでは、各指向性アンテナを少しずつ異なる方向に向ける「空間分割技術」と組み合わせて、チャネル間で電波を干渉しない広範囲なサービスエリアを確保するとのことだ。

 ソフトバンクでは、11月3日に宮城県石巻市で開催されるサイクリングイベント「ツール・ド・東北2013」において、同システムを用いたサービスを、石巻専修大学敷地内で提供する予定だ。

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