JVCケンウッド、ベールを一枚剥いだような鮮やかさを表現する4K対応プロジェクタ

加納恵 (編集部)2013年10月25日 17時49分
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  • 「DLA‐X700R」

 JVCケンウッドは10月25日、JVCブランドから4K対応のD-ILAプロジェクタ「DLA‐X700R/X500R」を発表した。独自の4K映像表示技術「“e-shift 3”テクノロジー」を進化させたほか、残像感を低減させる「クリア・モーション・ドライブ 3」の搭載により、ベールを1枚剥いだようなクリアな映像を再現する。発売は12月下旬。X700Rが価格84万円、X500Rが店頭想定価格49万8000円になる。

  • 「DLA‐X700R」リアパネル

 両機種ともに、第6世代となる新0.7型D-ILAデバイスを採用したほか4K/60pの入力に対応している。第6世代のD-ILAデバイスは画素間のギャップを、従来の0.5マイクロメートルから0.3マイクロメートルに狭ギャップ化することに成功。画素面積を大きくすることで、反射効率を高め、より緻密で滑らかな映像を再現する。この新デバイスと光学エンジンに採用している新ワイヤーグリッドを組み合わせることで、ネイティブコントラストをX700Rは12万対1、X500Rは6万対1へと向上させた。

  • 第5、第6世代D-ILAデバイスのギャップ部比較と「“e-shift 3”テクノロジー」

 合わせて“e-shift”テクノロジーも進化した。これは、1画素を斜めに0.5画素シフトすることで、解像度を倍増して4K映像を表示する独自技術。新たに採用された“e-shift 3”テクノロジーは、新D-ILAデバイスとe-shiftデバイスの駆動方法を見直すことで、画面のチラツキを抑え、精細感を高めている。

 独自の映像処理技術「Multiple Pixel Control」には、様々な映像シーンに対し適切な画質に自動で設定する「オートモード」を装備。「クリア・モーション・ドライブ 3」による3D映像の補間処理にも対応し、3D再生時の立体感、精鋭感も実現している。

  • 「DLA-X500R」

 

 上位機となるX700Rのみ、Adobe RGBに対応したフォトモードを搭載。大画面ならではの写真画質を再現できるとのこと。加えて「オートキャリブレーション機能」を備え、市販の光学センサと専用ソフトを使用しての色バランス補正などに対応。専用ソフトはJVCのウェブサイトからダウンロードが可能だ。

 いずれもサイズは高さ179mm×幅455mm×奥行き472mmで、重量約15(X500Rは14.7)kg。X700Rはブラック、X500Rはブラックとホワイトの2色展開になる。

 JVCケンウッドでは、新製品の発売に先駆け先行試聴会を開催する。東海地区(名古屋市)は11月2日、九州地区(福岡市)は11月7日にそれぞれ実施する。詳細はウェブサイトにて確認できるとのこと。加えて関西地区(大阪市)では11月9~10日開催のオーディオセッションブース内で視聴できるとしている。

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