スマートニュース(10月1日よりゴクロから社名変更)は10月18日、スマートフォン向けニュースリーダーアプリ「SmartNews」にて提供するメディアパートナー専用コンテンツチャンネル「チャンネルプラス」の購読者総数が200万人を突破したと発表した。
チャンネルプラスは、メディアパートナーとスマートニュースが、SmartNews内に、当該メディア専用のコンテンツチャンネル(ニュースのタブ)を開設できるサービス。SmartNewsのロジックを使い、注目度が高いとされた当該メディアの記事が表示される。10月18日現在、13社20チャンネルを提供している。また、チャンネルプラスを開設していないケースも含めて、36社54媒体と提携、協業しているという。
同日、スマートニュースの新オフィスお披露目と合わせて開催されたメディア向けの説明会では、代表取締役である浜本階生氏が、SmartNewsがAppStore上で1万件以上の評価がつき、その平均点が4.64(Google Playでは約6800件の評価で、平均4.59)と高得点であり、「(競合サービスである)Flipboardの評価を超えた」(浜本氏)と紹介。
その理由を、(1)1日1000万件に上るTwitter上でパブリックに共有されているURLを、言語や注目度をもとに1日1000件まで絞り込んで最適なコンテンツを表示するロジック、(2)組版にこだわった表示や、細かなタッチ操作にも対応するUI、UX――の2点で説明した。
また、執行役員の藤村厚夫氏は、メディアと連携する姿勢を改めて説明。現在チャンネルプラスに登場していない新聞社についても、「大手の一角に含まれる複数社と話し合いを進行している。すでにサインアップしている企業もある」と語った。
ベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズからの増資を発表して間もない同社。取締役の鈴木健氏は、直近の収益化について「あまり急いでいない」と説明。まずはユーザーの利便性向上とメディア企業のトラフィック増加や収益化に寄与していくと説明した。
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