BlackBerryの創設者で元共同最高経営者(CEO)のMike Lazaridis氏は、かつて自身が率いた企業をもう1度経営することを検討している。
米国時間10月10日に米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、Lazaridis氏は、BlackBerry株式の同氏の保有率を8%に増加し、Goldman SachsとCenterview Partnersに買収の可能性に関する調査を依頼したという。
FairFax Financialに対し、BlackBerryの株式非公開化に向けた買収提案に対する出資企業を集められないのではないかという懸念が増大する中、Lazaridis氏が買収を検討し始めた。一方BlackBerryは、同社のスマートフォン事業の低迷が続く中、事業解体を検討している。
BlackBerryの広報担当者は、同社が別の選択肢を検討していることを認めたが、詳細についてはコメントを避けた。「特別委員会は、同社の独立系の金融および法律アドバイザーらの支援の下、別の戦略的な選択肢を確実かつ徹底的に検討している」と同氏は述べた。「具体的な取引を承認するか、その他の方法で別の戦略的な選択肢の検討を終了するまで、この作業に関するこれ以上の状況について公表するつもりはない」(BlackBerry広報担当者)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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