Amazon.comは、「Amazon Instant Video」サービスなどの動画にアクセスできるセットトップボックスを2013年秋にリリースすると見られている。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間10月3日、「同社の計画について概要を把握している」複数の人物の話として報じたところによると、このセットトップボックスはAmazon独自の動画サービス向け機能に加えて、さまざまな他社製アプリも搭載するという。
Amazonはセットトップボックスの発売に向けて提携を模索するため、各方面のアプリ開発者やケーブルテレビ事業者に接触したと、WSJの記事は伝えている。WSJの情報筋によると、Amazonはパートナー候補に対し、同デバイス向けアプリの提出期限を10月中旬に設定したという。
WSJによるとAmazonは、「Cinnamon」という開発コード名が付いているこのセットトップボックスについて、発売日や価格の予定を明らかにしなかったという。
Amazonのセットトップボックス(「Firetube」という名称になる可能性がある)は、同社を一部のパートナーと直接競合する立場に置くことになる。このハードウェアはまた、「Apple TV」など既存のデバイスとも競合する。さらに、次々と報じられているように、AmazonがインターネットベースのテレビサービスでIntelと提携する可能性も低いようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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