Dellは米国時間10月2日、「Windows 8.1」を搭載するノートPC、タブレット、コンバーチブルデバイスの新機種と、低価格の「Android」タブレット2機種を発表した。購買層の関心を取り戻す狙いだ。
Dellは7インチの「Venue」タブレットによって、コンパクトなAndroidタブレットを再びリリースすることになる。Venueは最高峰のスペックを備えているわけではないが、それでもDellの「Streak 7」と比べると大幅なアップグレードだ。Venue 7の価格は149ドル(内蔵ストレージが16Gバイトのモデル)からと、魅力的な水準に設定されている。2GHzの「Clover Trail」プロセッサ、適度な1280×800ピクセル解像度のIPSスクリーンを搭載する。8インチモデルも発売される。
Dellによると、厚さわずか0.6インチ(約15.2mm)のXPS 11は、最も薄い「2-in-1」ハイブリッドだという。XPS 11はノートPCとしてもタブレットとしても利用できるほか、鮮明な2560×1440ピクセル解像度のタッチスクリーンで映画を鑑賞するのに最適な、ヨガで言う「下を向いた犬」のポーズのような角度にすることも可能だ。
自分よりも上手くヨガのポーズを取ることなどしない、より普通のデバイスを求めている人に最適なXPS 15は、堅実な従来型ノートPCだ。極めて鮮明な3200×1800ピクセル解像度(ピクセル数は570万ピクセル)の15インチスクリーンを搭載するにもかかわらず、本体の厚さは0.7インチ(約17.8mm)に抑えられている。さらに、XPS 15は多数のポートを搭載するほか、さまざまなCPUおよびGPUオプションを備えている。
Dellは一連の最新機種を発表したが、8月に出荷が開始されたXPS 12の販売は今後も継続する。個性的なXPS 12は2-in-1ハイブリッドの分野で異彩を放っている。XPS 12はディスプレイの左右に回転ヒンジが取り付けられており、スクリーンを180度回転させることができるほか、折りたたんでタブレットとして使うことも可能だ。キーボードと1920×1200ピクセル解像度のスクリーン、2基のUSBポート、Mini DisplayPortを搭載する。
Dellの初めての8インチ「Windows 8.1」タブレットである「Venue 8 Pro」は、その控えめなサイズと同様にスペックも控えめだ。1280×800ピクセル解像度のIPSスクリーン「Bay Trail」プロセッサ、2GバイトのRAMを搭載する。Windows 8.1搭載タブレットの中でも最小の部類に入り、価格は299ドル(ストレージが32Gバイトのモデル)から。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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