「Windows 8」がじわじわとOSのシェアを伸ばし続けている一方、「Windows XP」は一貫して勢力を失いつつある。
ウェブ調査会社のNet Applicationsが米国時間10月1日に発表した統計によると、9月における全デスクトップOSのウェブトラフィックのうち、Windows 8のシェアは8.02%だった。この数字は、7月の5.4%、8月の7.41%から伸びている。
一方Windows XPは、かつて支配的だったシェアを減らし続けている。9月のシェアは31.4%で、7月の37.1%、8月の33.6%から減少した。
1位の「Windows 7」は、この数カ月間で復活の動きを示し、7月に44.4%、8月に45.6%、9月に46.4%と少しずつ上乗せしている。
6月末にプレビュー版が登場し、10月18日に正式リリースが予定されている「Windows 8.1」は、デスクトップOSの9月のウェブトラフィックで0.87%のシェアだった。この数字は8月の0.24%から増加した。
モバイルOSの統計では、9月もAppleの「iOS」が53.6%のシェアで首位を堅守した。しかし、Net Applicationsのデータによると、同OSの市場支配はこの1年間にわたり確実に低下している。2012年9月には、iOSのシェアは63%を越えていた。
GoogleのモバイルOS「Android」は、特にこの数カ月でゆっくりとシェアを伸ばしてきている。9月のシェアは29.4%で、7月の25.2%、8月の28.1%から増加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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