パイオニアは9月26日、本格的なサラウンドを楽しめる、スリムでコンパクトなAV アンプ「VSX-S510」を発表した。価格は6万8500円で、10月下旬に発売する。VSX-S510と色をそろえたBDプレーヤー「BDP-160」のシルバーモデルも同時に発売する。直販サイト「パイオニアオンライン」 価格は1万6800円。
VSX-S510は、高効率Class Dアンプ(デジタルアンプ)と高音質パーツを採用。100W×6chの高音質ながら、高さ85mm×幅435mmx奥行き316mmで、重量約4.1kgという、薄型テレビ用のラックにも設置しやすい、コンパクトサイズを実現したという。
Bluetoothに対応し、スマートフォンに保存した音楽をワイヤレスで再生できるほか、インターネットラジオを利用することも可能。専用アプリ「Pioneer ControlApp」をインストールすれば、スマートフォンからAVアンプ、BDプレーヤーの操作が可能だ。
VSX-S510に接続したスピーカの音量や距離、音質を自動で調整する、自動音場補正技術「MCACC」により、臨場感豊かなサラウンド音場を再現。4Kパススルー機能や、HDMI端子を6系統備えるほか、MP3、MPEG4-AAC、WMA、WAV/FLAC/AIFF 192Hz/24bit、Apple Losslessなどの高音質ファイルフォーマットにも対応している。
BDP-160は、Wi-Fi環境がなくても、スマートフォンなどのWi-Fiデバイスと直接ワイヤレス接続でき、デバイスに保存した動画をテレビで視聴できる。スマートフォンで検索したYouTube動画をBDP-160で再生し、テレビで視聴することも可能だ。サイズは高さ58mm×幅435mmx奥行き250mmで、重量は2.0kg。
また、VSX-S510とすでに発売されている2.1chスピーカシステム「S-HSL300」を組み合わせて、省スペース2.1chホームシアターシステム「Smart Theater S5」として提案。既に発売のセンター&サラウンドスピーカシステム「S-SL100CR」を追加すれば、5.1chシステムへのシステムアップが可能だ。
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