Pinterestは米国時間9月24日、ユーザーが同社サイト上で共有している記事を表示する際のレイアウトを変更するとブログで発表した。
これにより、ユーザーが何らかの記事をピン留めした場合、その記事の見出しや著者、説明、元記事へのリンクといったより多くの情報が表示されるようになる。また、ストーリーを後で読むために保存したり、ストーリーをトピックごとに分類するために複数のボードを作成したり、特定のライター(例えばWashington PostのTim Devaney氏)をフォローすることで、そのライターの他の記事をPinterestのフィード上に表示できるようにもなる。
Pinterestによると、新たに追加される情報は、情報元がそれぞれの記事に適切なメタデータを提供している限り、自動的に表示されるという。同社は、毎日500万本以上の記事が「ピン留め」されていると述べている。
今回の発表は、IT業界が報道業界に対して奇妙なまでに好意的な思いを抱くようになっているなかで行われた。シリコンバレーではここ数年、デジタルメディアが従来のジャーナリズムを圧倒していると語られてきた点を考えれば、このようなIT業界の姿勢は驚きに値するかもしれない。Washington Postも今では、Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏が所有する会社となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手