パイオニアは9月17日、PCとワイヤレス接続してBDソフトを再生できるワイヤレスポータブルBDライタ「BDR-WFS05」(WFS05)を発表した。高速USB仮想化技術を搭載し、ルータを経由せずにPCと直接ワイヤレス接続することもできる。発売は9月下旬。店頭想定価格は2万5000円前後になる。
WFS05はBD、DVD、CDの再生と書き込みに対応するポータブルディスクライタ。従来、PCとの接続にはケーブルが必要だったが、ワイヤレスでの接続に対応している。
ワイヤレス接続には、ルータを経由する「ステーションモード」と、高速USB仮想化技術により、ルータを経由せずにPCと直接ワイヤレス接続する「アクセスポイントモード」の2つを用意。高速USB仮想化技術とは、USBケーブルをネットワークに変換することで、あたかもケーブルで接続しているかのようにUSB機器を使用できる技術のこと。実効70Mbpsの高速伝送を実現しており、USBケーブル接続と同じ感覚でBD、DVD、CDへの書き込みやデータ再生が可能だ。
専用のACアダプタを同梱しているほか、PCからのUSB電源供給にも対応。ディスクをスロットに差し込むだけで自動的にローディングするスロットローディング方式を採用し、縦置きもできる。
対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP SP3で、後日のファームウェアアップデートによりMac OSにも対応する。
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