チューンコアジャパンは9月5日、音楽ディストリビューションサービス「TUNECORE JAPAN」のユーザーの楽曲を、スウェーデンのSpotifyが運営する音楽ストリーミングサービス「Spotify」に提供開始した。
TUNECORE JAPANは、ユーザーが自分で作った楽曲を世界中約111カ国の配信ストアで販売できる、米大手音楽ディストリビューションサービス「TUNECORE」の日本版サービス。
2012年10月に日本でのサービスを開始し、「iTunes Store」「Amazon MP3」「music.jp」「オリコンミュージックストア」「Tapnow ミュージックストア」などでユーザーの楽曲を販売している。年間利用料金はシングルが1480円から、アルバムが4980円からで、配信ストアの手数料を除いた販売収益は100%ユーザーに還元される。
今回、配信ストアとして新たに追加されたSpotifyは、2400万人の会員(うち600万人が有料会員)が利用している聞き放題型の音楽ストリーミングサービス。配信曲数は2000万曲以上で、毎日2万曲以上が追加されている。2013年4月にはアジア、ラテンアメリカでもサービスを開始し、28カ国でサービスを展開している。
なお、Spotifyはまだ日本では利用できないが、Spotifyの日本版サービスが開始されれば、TUNECORE JAPANのユーザーの楽曲が提供可能になるとしている。販売収益はダウンロード販売と同様、100%還元されるが、1ストリーミング再生に応じた分配となるとしている。
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