ソニーは9月4日、CDプレーヤー、カセットデッキ、FM/AMチューナを内蔵したCDラジカセ2機種「CFD-RS500/S50」(RS500/S50)を発表した。RS500はSD/メモリースティックカードスロットを設け、カセットテープのアナログ音源をデジタルデータ化できる。発売は10月5日。店頭想定価格は、RS500は2万円前後、S50は7000円前後になる。
RS500はカセットテープのアナログ音源をSDカードにデジタルデータとして録音できるメモリレコーダー。上部にCDプレーヤーとカセットデッキを備え、カセットテープからメモリカードへの2倍速ダビングを実現。MP3、128kbps形式に変換され、2Gバイトのメモリカードに60分カセットテープ約33本分を取り込めるとしている。なお、取り込まれたアナログデータはテープ1本につき1ファイルとしてデジタルデータ化され、曲ごとの分割はされない。
通常のカセットテープも再生できるほか、ラジオやCDなどの音源をカセットテープやメモリカードに録音することも可能。ラジオは10番組までの予約録音に対応する。
サイズは高さ146mm×幅366mm×奥行き238mmで、重量約3.0kg。マイク入力端子も備え、SDやカセットテープに声を録音できるほか、拡声器として使用可能だ。電源はAC電源のみ。バックライト付き液晶モニタを装備する。
S50は、カセットデッキ、CDプレーヤー、FM/AMチューナを一体化したCDラジカセ。大型ボタンやバイクライト付き液晶モニタを備え、使いやすさを意識した設計になっている。サイズは高さ139mm×幅320mm×奥行き219mmで、重量約2.0kg(本体のみ)。AC電源のほか、単2形電池6本でも使用でき、CD再生時なら約8時間の連続使用が可能だ。
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