クラウド家計簿アプリ「Dr.Wallet」にiPhone版登場--オペレーターが手入力

 BearTailは9月2日、スマートフォンのカメラでレシートを撮るだけで、高い精度でデータ化してくれるクラウド型家計簿アプリ「Dr.Wallet(ドクターウォレット)」のiOSアプリを公開した。価格は無料。Androidアプリは8月19日から提供されている。

  • 「Dr.Wallet」の利用イメージ

 家計簿アプリとしては、文字を自動で読み取り電子化するOCR技術を用いたサービスも多いが、撮影時の明るさや距離などさまざまな環境によって認識精度にバラつきがでるという課題がある。Dr.Walletでは、守秘義務契約を結んだ専属オペレーターが人力で1日以内にデータ化するため、高い精度を担保できるという。

 家計簿の内容はスマートフォンに加えて、PCでも閲覧できる。同社ではショップや品目名から自動でカテゴリを分類する独自エンジンを開発しており、きれいにカテゴリ分けされたグラフで家計簿を確認できるとしている。

 今後は個人事業主や中小企業の会計前データの作成補助として、データ化の優先権を得られたり、CSVエクスポートができたりする有料版の提供を予定しているという。

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