ネットプライス、社内ビジコン発の新サービスを公開--レコメンドECなど3種

岩本有平 (編集部)2013年08月20日 10時00分
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 ネットプライスドットコムをはじめとした同社グループが全員参加できる新規事業チャレンジ制度「ビジネスチャレンジ」。2006年からこれまで計20回開催された同制度では、優秀なアイデアを提案した社員や役員らが子会社を設立し、事業化しているという。

 そのビジネスチャレンジから新たに生まれた3つの子会社が続々とサービスを開始する。それぞれについて紹介していこう。

親子で楽しむ知育アプリ「えほんであそぼ!」

 2012年11月の設立のフォーリーは、知育向けのiOS向けアプリ「えほんであそぼ! じゃじゃじゃじゃじゃん(えほんであそぼ!)」の無料体験版をまもなく公開する。

 えほんであそぼ!は、iPadおよびiPhoneで利用できる知育アプリだ。童話や童謡の動画コンテンツを閲覧できる。童話は、紙芝居や学芸会風といった演出をしたアニメーションで提供される。また、童謡についても、現在風のアレンジをした上で、アニメーション付きで提供される。ネットプライスグループのユーザーは40~50代が中心。親子向けアプリの提供で、20~30代のユーザー拡大を狙う。

 フォーリー代表取締役の白田和稔氏によると、近日中にAndroidアプリの公開も予定しており、10月には正式にサービスを開始するという。正式サービスでは、ストア機能を提供。動画だけでなく、知育要素を含めたインタラクティブな童話コンテンツを販売したり、カラオケ機能つきの童謡を販売したりする予定。また、作成したコンテンツについては、外部のプラットフォームへの提供なども検討する。

ネイリストとネイルモデルをマッチングする「nailly」

 2013年6月設立のキールスが手掛けるのは、ネイリストとネイルモデルのマッチングサービス「nailly」だ。8月20日にティザーサイトを公開。10月からのサービス提供を予定する。

 naillyは、ネイルの練習をしたいネイリストと、練習台としてネイルを受けるネイルモデルをマッチングするサービスだ。

 通常、見習いのネイリストがプロになるまでには、100~200人程度の練習経験が必要とされているという。しかし、実際のところはネイルモデルを探すだけでも苦労が多いのが現状であり、SNS「mixi」のコミュニティ機能やFacebookでの友人への告知など、利用できるサービスも限られている。

 naillyはこれを専用のアプリで解決するという。ネイリストは提供できるネイルサービスやその日時、場所などを登録。ネイルモデルはそこから希望に合うネイリストを検索してマッチングできる。ネイリストの利用は無料。ネイルモデルのみマッチングが成約した時点で500円かかる。材料費などが実費になる場合など、細かなやりとりができる機能も提供していく予定だ。

 サービスを手掛けるのは、ネットプライスドットコムで美容関連商品のバイヤーを手掛けていた沼田早紀子氏。周囲のネイリストからの悩みをヒアリングする中からサービスを企画した。「友人からも『ネイルモデルを探している』という話はよく聞いていた。ファストファッションではないが、美容に関してもワンコインで試せるような『ファストビューティー』を提案してもいいと考えている」(沼田氏)

ユーザーの好みに合わせて商品を提案するECサイト「recome」

 クレックが手掛ける「recome」は、“レコメンデーション”を核にしたECサイトだ。ユーザーはまずFacebookかTwitterのいずれか、もしくは両方のアカウントを登録。その後、サイト上に表示される商品の好き嫌いを選んでいくことで、精度の高い商品レコメンドを実現するという。

 商品はファッション、インテリア、コスメを中心とした20万アイテムを用意。メールでも毎日約20商品のレコメンドを実施。10月にサービスの正式オープンを予定。以後iOSおよびAndroid向けにネイティブアプリの提供を予定する。

 また、将来的にはサービスを横展開し、旅行やグルメなどさまざまなジャンルのレコメンド型ECを展開していく予定だという。

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