ソニー、バータイプのサラウンドシステムを拡充--スマホと連携も

加納恵 (編集部)2013年08月08日 14時55分
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 ソニーは8月8日、バータイプのスピーカとサブウーファを組み合わせたサラウンドシステム「HT-ST7/ST3」を発表した。両機種ともにBluetooth、NFCに対応し、スマートフォンなどと連携させワイヤレススピーカとしても使用できる。店頭想定価格はST7が13万円前後、ST3が6万円前後になる。

 いずれも「セリフ」「音楽」「効果音」にこだわったサウンドデザインを施したモデル。音作りにはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのエンジニアも参加しているという。

  • 「HT-ST7」

 ST7は、口径65mmのスピーカユニット7つと、口径20mmのソフトドームトゥイータ2つを内蔵したバースピーカと口径180mmの大口径ユニットを採用したサブウーファによるシステム。バースピーカとサブウーファは、2.4GHzを使用し、ワイヤレス接続が可能だ。

 7つのスピーカユニットはすべて、音の歪みを抑え伸びのあるボーカルを再現する「磁性流体」サスペンション構造を使用。これは従来、上下に動くボイスコイルをダンパーによってサスペンションしていたものを、磁性流体で応用したもの。ソニーのBluetoothスピーカなどに使用されており、サラウンドシステムに採用するのは今回が初としている。

 1つのスピーカユニットに対し、独立したアンプで駆動させるディスクリート構造を採用した「S-Master デジタルアンプ」を内蔵。前方にあるスピーカだけで、サラウンド音場を再現する「7.1ch S-Force PRO フロントサラウンド」は、独自の「波面制御技術」を取り入れることで、広いスイートスポットを提供する新技術へと進化している。

 このほか、人の声をクリアに再生する「ボイス切り替え」、小音量時でも最適なバランスで高音質再生をする「サウンドオプティマイザー」など、映画視聴時に便利な機能を装備。また、音声圧縮の際、失われがちな微小な音を再現する「ハーモニクスイコライザー」機能も内蔵している。

 HDMI入力3系統、HDMI出力1系統を備え、HDMI、同軸、光デジタル、ステレオ入力での接続が可能。バースピーカは高さ129mm×幅1080mm×奥行き130mmで、重量7.9kg。15度上向きに設置できるスタンドと、着脱式のスピーカカバーを同梱する。

  • 「HT-ST3」

 ST3は、高さ135mm×幅430mm×奥行き370.5mmの超スリムボディを採用したバースピーカと縦置き、横置き両対応のサブウーファを組み合わせた省スペース設置モデルだ。

  • ボタン数を抑え、すっきりさせたシンプルリモコン

 バースピーカはフラットで剛性な「発泡マイカ振動板」と電気回路を薄型化できる「ネオジウムマグネット」を搭載することで、筺体を薄型化。バースピーカ内に、ソフトドームトゥイータ3つ、超薄型ユニット4つ、パッシブラジエータ2つを備えた4.2ch構成で、独立したデジタルアンプでスピーカをドライブする。

 サブウーファは、2つのユニットを対向に配置した「振動キャンセル構造」を採用。不要振動を打ち消し合い、豊かな音場とクリアな音楽を再現するほか、テレビ台など棚の中に設置した場合でも、共振を抑える役割を果たす。

 両モデルともに3D、4K信号パススルーに対応。必要最小限のボタンのみ備えたシンプルリモコンが付属する。

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