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シロクが「Growth Push」を公開--“プッシュ通知”を解析し、リテンションを向上

岩本有平 (編集部)2013年08月07日 15時09分
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 シロクは8月7日、スマートフォンのプッシュ通知解析サービス「Growth Push」の提供を開始した。

 Growth Pushは、スマートフォンのホーム画面にプッシュしたり、その結果を解析したりできるサービス。シロクが提供するSDKをスマートフォンアプリに導入すれば利用可能。文言や時間を分けてプッシュ通知を行ってA/Bテストをしたり、ユーザー属性ごとの起動率や課金率などの検証、属性ごとのプッシュできる。

 料金は5万リクエスト(リクエストはプッシュ通知数とアプリ起動数の合計数)までが無料。200万リクエストで月額2万円。リクエスト数に応じて複数のプランを用意する。

 シロクと言えば写真共有アプリ「My365」などを手掛けるサイバーエージェント子会社。これまでアプリのダウンロード施策としてリワード広告やアドネットワークの利用、ASO(アプリストア上での検索最適化)などをしてきたが、リテンション(ユーザーの維持、離脱防止)のための施策として、プッシュ通知の最適化について検討していたのだという。

 「プッシュ通知は従来のウェブサービスで言うとメルマガのようなもの。メルマガは文言のA/Bテストをしたり、最適化をしたりしてきたが、プッシュ通知については、シロクもサイバーエージェントグループ全体でもやりきれていなかった」(シロク代表取締役社長の飯塚勇太氏)。そのような経緯から今回Growth Pushを提供するに至った。

 すでにサービスを試験的に運用しているが、同社アプリでプッシュの最適化を実施したところ、翌日継続率(アプリを継続して起動する割合)が10%増加、1週間後の継続率も5%の増加につながったという結果が出ているという。

 8月よりサイバーエージェントグループがネイティブアプリで提供するゲームなどにも一斉導入していく。今後はプッシュ自動配信機能を提供するほか、絵文字の送信にも対応していくという。

 競合としては、ブレイブソフトが手掛けるアプリ解析サービス「Appvisor」やアイリッジの位置連動型プッシュ通知サービス「popinfo」などがあるが、シロクでは1分10万件という配信速度や、分析機能、自動配信機能などを強みにサービスを展開していく。

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