ニコンイメージングジャパンは8月6日、デジタルカメラ「COOLPIX S」シリーズ初となるバリアングル液晶モニタ採用の「COOLPIX S6600」を8月29日に発売すると発表した。
COOLPIX S6600は、自分撮りや多彩なアングルでの撮影ができる2.7型バリアングル液晶モニタを採用したモデルだ。液晶モニタを自分に向け、画面四隅に表示されるアイコンに向かって手を動かすと、離れた場所から静止画や動画の撮影、ズームなどが可能な「ジェスチャー操作」も特徴となっている。
撮像素子は有効画素数1602万画素の裏面照射型CMOSセンサで、レンズには4.5~54.0mm(35mm判換算で25~300mm相当)の光学12倍ズームを採用。レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能や、写真をスマートフォンやタブレット端末などへ簡単に転送できるIEEE 802.11b/g/n準拠のWi-Fi機能も備えている。
本体サイズは高さ約57.1×幅96.9×奥行き27.2mmで、バッテリとSDメモリカードを含む重量は約165g。カラーバリエーションはナチュラルホワイト、スマートブラック、ラズベリーレッド、シルキーピンクの4種類から選択できる。市場想定価格は3万円前後だ。
ニコンは同日、レンズとストロボも合わせて発表している。ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の約7.8倍高倍率標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」(希望小売価格:7万3500円)と、上方向120度までのバウンス機構を備えた小型・軽量設計のスピードライト「SB-300」(同:1万7850円)も8月29日に発売となる。
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