JVCケンウッドは、JVCブランドからレンズ交換式の4Kビデオカメラ「JY-HMQ30」を発表した。ニコンFマウンウントを採用し、Fマウントレンズによるマニュアル撮影に対応する。同日から直販サイト「ビクターダイレクト」限定で販売する。価格は170万円。
1.25型 891万画素 CMOSセンサを内蔵し、MPEG-4 AVC/H.264による4K映像と、AVCHDによるHD映像の記録が可能。記録メディアには4枚のSDHC/SDXCカードを使用し、4K映像を4分割にして、1枚のSDカードにフルHD画像がそれぞれ記録される仕組みだ。撮影フレームレートは60p/50p/24pに対応。独自の高速画像処理エンジン「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」により、32Gバイトのカード4枚で約2時間の記録ができる。
4Kモニタやプロジェクタには、4つのHDMI端子から出力でき、1つのHDMI出力から4K映像をダウンコンバートしたフルHD映像として出力することも可能。3.5型の液晶モニタはタッチ式で、タッチした部分を中心に4K映像からその4分の1画角のフルHD分を切り出し、1つのHDMI端子から出力する「フルHDトリミング機能」も備える。
SDHC/SDXCカード4枚に記録された4つのMP4ファイルを取り込み、1つの4Kファイルに統合する変換ソフト「JVC 4K クリップマネージャー」も用意する。
サイズは高さ198mm×幅139mm×奥行き287mmで、重量約1.9kg(バッテリ含む)。一定間隔で1コマずつ撮影する4K映像の「タイムラプス撮影機能」も備える。
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