Microsoftは先週末、「Surface Pro」タブレットの価格を100ドル値下げした。同社はその数日前、Surface Proのマーケティング費用が売り上げを上回っていることを明かしていた。
The Vergeが最初に報じた今回の値下げにより、Microsoftの64Gバイトと128Gバイトのタブレットの価格はそれぞれ799ドルと899ドルになる。今回の値下げの3週間前、Microsoftは「Surface RT」タブレットの価格を30%値下げしている。
2012年10月に発売されたSurface RTタブレットの売り上げは、これまでのところ低調と考えられている。Microsoftは2013年7月30日、Surfaceタブレットの2012年秋の発売以降、同タブレットから8億5300万ドルの売り上げを得たことを明かした。しかし、その金額は、Surface RTの在庫調整費として計上された9億ドルより少なく、Microsoftが「Windows 8」とSurfaceの広告に投じた8億9800万ドルよりも少ない。
MicrosoftはSurfaceタブレットの売上高は明かしたが、販売台数は公表しなかった。また、Surfaceタブレットの売上高にSurface RTとSurface Proがそれぞれ占める割合についても、説明しなかった。Bloombergが2013年3月に報じたところによると、Microsoftはそのときまでに約150万台のSurfaceタブレットを販売した可能性が高いという。
MicrosoftはThe Vergeに対し、値下げは8月4日から29日まで、米国市場のほかにカナダ、中国、香港、台湾で適用されると語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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