BlackBerryは、カナダのオンタリオ州ウォータールーにある製品テスト施設の従業員250人をレイオフした。同社が米国時間7月25日にBloombergに認めた。Bloombergに対してこの報道を認めた同社の広報担当者によると、人員削減の対象は、製造および研究開発を支援する部門だという。
BlackBerryに関しては悪いニュースが続いており、今回のレイオフも、それがまた1つ増えたにすぎない。モバイル市場において以前のような安定した足場を取り戻そうとする同社の試みは、これまでのところ失敗に終わっている。BlackBerryに再び「iOS」や「Android」と対抗できる力を与えてくれるはずだったOS「BlackBerry 10」は、おおむね失敗に終わり、タッチパネル型スマートフォン「BlackBerry Z10」も、同社の期待ほどには消費者にアピールしなかった。
一方で、BlackBerryは大勢の株主に見放された。2013年に入って以降、BlackBerryの株価は24%下落し、本稿執筆時点では9.04ドルとなった。
BlackBerryは、今回の人員削減を実施しても、依然1万3000人近い従業員を抱える大企業だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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