Zyngaは米国時間7月25日、予測を上回る第2四半期決算を発表した。売上高は前年同期比31%減の2億3100万ドル弱、ブッキングは前年同期比38%減の1億8800万ドルで、1株当たり1セントの損失だった。
だが、これでもウォール街の予測をわずかながら上回っている。アナリスト予測は、1株当たり最大4セントの損失、売上高約1億8500万ドルというものだった。
Zyngaのユーザー数は減り続けている。同社によると、第2四半期のデイリーアクティブユーザー数は3900万人で、2012年から45%減少したという。月間アクティブユーザー数は39%減少し、第2四半期は1億8700万人だった。
Zyngaは第3四半期の業績見通しについて、1株当たり2~5セントの損失、売上高1億7500万~2億ドルとしている。
同社は2013年に英国でリアルマネーによるギャンブルゲームをリリースしたが、米国ではもはやリアルマネーギャンブルのライセンス取得を目指していないと述べた。
リアルマネーギャンブルへの進出をめぐる騒ぎを考えると、これはZyngaにすれば意外な動きだ。業界専門家らは、リアルマネーのオンラインギャンブルゲームが同社を救う頼みの綱だとの考えをたびたび述べていた上、元最高経営責任者(CEO)のMark Pincus氏も以前、リアルマネーギャンブルを大衆にもたらしたいと述べていた。
新CEOのDon Mattrick氏はプレスリリースで、次のように述べた。「基本に戻って、製品や事業に関してもっと長期的視点に立ち、さらに効率的なプロセスを開発して、会社全体で業務執行を強化する必要がある。前途には困難な仕事が数多く待ち受けており、当社は立て直しの中で、今後2~4四半期の間は望む以上に事業が変動するものと見ている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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