ブシロードは7月23日、「ブシロード大戦略発表会2013(夏)」を開催。そのなかで、オンラインで遊ぶハイブリッドTCGの新作「ファイブクロス」を今秋より展開することを発表した。
ハイブリットTCGは、従来のトレーディングカードゲームと同様に、店舗で販売されるカードを使用し、記載されたQRコードなどからスマートフォンやPCに登録することにより、オンライン上でゲームを行うというゲーム形態。この仕組みそのものは、すでにプロレスを題材にした「キング オブ プロレスリング」で展開を行っている。
「ファイブクロス」は、ハイブリットTCGにアニメやゲーム作品のキャラクターを用いたキャラクターカードゲーム。9種類のカードを並べるだけでプレイが可能。戦闘もオートとなっており、手軽に楽しむことができるのが特徴。9枚のレイアウトや配置が変動して移動することもあり、その状態によって発動する特殊能力を自分で仕掛けられるという戦略的要素もあるという。
時間や場所を問わずひとりで遊べることや、9種類のカードを並べるだけでゲームを始められることから「これからカードゲームをやってみたい、まわりに遊ぶ環境が無いというユーザー向け。また作品の関連グッズの一環としてTCGを購入しても対戦したことがないというユーザーにも遊んでほしい」(取締役事業開発部長の広瀬和彦氏)と述べつつも、カードゲームユーザーでも満足できるような遊びごたえも用意しているという。また、ソーシャルカードゲームで課金に抵抗があるユーザーに対しても、物品として手元に残る商品として提供できることのメリットも付け加えた。
第1弾タイトルとして、テレビアニメ「ファンタジスタドール」と「IS<インフィニット・ストラトス>」のブースターパックを今秋に同日発売を予定。それに先立ち、9月上旬よりオープンベータサービスを開始予定としている。また、アニメ企画として進行している「熱風海陸ブシロード」も参戦。それ以降の参戦タイトルは、9月19日からの東京ゲームショウ2013の自社ブースにて発表するとしている。
発表会ではこのほか、同社のTCGタイトルや今後の展開について発表。ChaosTCGではテレビアニメ「ダンガンロンパ」や「ぷちます!-プチ・アイドルマスター-」、ヴィクトリースパークでは「劇場版 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」、ヴァイスシュヴァルツでは「偽物語」や「戦姫絶唱シンフォギアG」などが参戦するほか、モンスター・コレクションTCGでは「伝説のトライアルデック『ホーリィの手記』や「伝説のブースターパック」を発売予定。またオリジナルコンテンツの漫画作品などを集めた新雑誌「月刊ブシロード」」を9月6日より創刊するとしている。
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