Sprint NextelはClearwireの買収を予定通り完了した。
Sprintは米国時間7月9日にこれを発表し、Clearwireの株式を100%保有するようになったとした。これまでは、Clearwireの株式の約50%を保有していた。
Sprintは当初、Clearwireの株式を1株当たり2.97ドルで取得する提案をしていた。しかし、企業価値評価に関して株主から懸念の声が上がり、DISH Networkが一方的な買収提案を持ちかけた後、Sprintは方針を変更して提示額を1株当たり5ドルに引き上げた。Sprintによるこの提示額の引き上げの後、DISHは買収を断念した。
買収の完了は、Clearwireの株主が圧倒的多数で買収を承認したその翌日のことであった。
Clearwireは全米規模でワイヤレスブロードバンドネットワークを展開しており、消費者向けのワイヤレスブロードバンドサービスを提供する事業も行っている。SprintはClearwireを傘下に収めるうえで、Clearwireの他の株主から株式を取得する必要があった。一方、ソフトバンクは2012年10月以来、Sprintの買収に向けて取り組んできている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果