ノキア、合弁企業ノキア シーメンスを完全子会社化へ

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年07月01日 13時31分

UPDATE Nokiaは現地時間7月1日、Siemensとの合弁企業Nokia Siemens Networksに関し、Siemensの保有株式50%をすべて買い取ることで合意したと発表した。

 取得金額は17億ユーロで、取引は第3四半期に完了する見込み。これにより、Nokia Siemens NetworksはNokiaの完全子会社となる。


 Nokia Siemens Networksは、フィンランドの携帯電話メーカーNokiaとドイツのSiemensが2007年に設立した合弁企業で、景気低迷と競争の激化のさなかで利益の確保に苦しんできた。Nokia Siemens Networksは、採算性を改善すべく、非中核事業部門の売却と全従業員約4分の1のレイオフに踏み切っている。

 これまでのところ、同社は有線ネットワーク向けのネットワーク機器を手掛ける部門を売却するとともに、WiMax市場から撤退している。無線技術であるWiMaxは、通信事業者の間で4G LTEと同程度の支持を得ることに苦戦している。

 同社は2012年9月、自社のビジネスサポートシステムの売却に向け、さまざまな企業と交渉中であると伝えられていた。こうしたシステムは、通信事業者による自社の請求書作成システムや課金システムの管理を支援するもの。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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