バッファロー、DSDファイル配信に対応したNAS発売へ

  • 「LS421D0402P」

 バッファローは6月26日、NAS「リンクステーション」にネットワークオーディオユーザー向けモデル「LS421D0402P」を追加したと発表した。DSD (Direct Stream Digital)ファイル配信機能を備える。発売は7月下旬。店頭想定価格は7万4800円になる。

  • 前面にはUSB3.0ポート、背面にはUSB2.0、LANポートなどを備える

 本体には2台のHDDを内蔵し、容量は合計4Tバイト。DSDファイルを約365時間以上保存できるとしている。オーディオ用DLNAサーバには「TwonkyMediaServer7.1」を搭載する。WAVE、AIFFなどの主要なロスレスファイル、ハイレゾファイルに対応する。

 バッファローでは、5月にDSDファイルをDLNA方式で配信できるNASを開発したと発表。今回のリンクステーションは同社によると世界初の対応機になるとしている。パイオニア製「SC-LX57/VSA-1123/SC-2023」、スフォルツァート製「DSP-03」などの機器とは、DSDファイルをDLNAで配信できることを確認済み。対応機器は今後確認でき次第、ウェブページで発表する。

 サイズは高さ127.5mm×幅87mm×205mmで、重量約2.4kg。前面にはUSB3.0ポートを備え、USBメモリやHDDからファイルを取り込むことも可能だ。

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